About — 千万事屋レイ
8年間「良い商品なのに売れない」を
経験した私が、
AIで他社の同じ問題を解いている話
横浜の千万事屋レイ(ちよろづや・れい)、狩野岳(かの・がく)と申します。
このサイトでは、AIを使って中小企業の販促・マーケティングを支援している現場の話を、実装ログとしてそのまま書いていきます。 ここで書くものは「成功事例だけのコンサル発信」ではなく、現場で試して、効いたこと・効かなかったことを両方そのまま渡すスタンスです。
「良い商品を仕入れたのに、なぜ売れないんだろう」
これは、20代の私が個人輸入の物販事業を始めてから、8年間ずっと頭の中をぐるぐるしていた言葉です。
商品はちゃんと選んでいた。
仕入れもこだわっていた。
価格も他店より安くした。
それでも、売れなかった。
商品ページを書き直す。広告を打つ。価格を下げる。SNSを始める。 試したことを並べたら、その当時のマーケティング教本に書いてあることはほぼ全部やったと思います。
それでも、思っていたほど伸びなかった。
8年間続けても、当初の「これで食べていく」覚悟に追いつくほどには伸びなかった。
なぜ売れないのか、本当の原因が分からないまま、私はその物販事業の優先順位を下げる判断をしました。
(後から振り返ると、これは「諦めた」のではなく、もっと早くマネタイズできる別の道に切り替えた判断だったのですが、その話は後で出てきます。)
答えは「商品ではなく届け方」だった
物販の手を緩めて、いろいろな経営者と話す機会が増えました。 特に大きかったのは、2024年5月に同友会に加入したことです。動画編集の営業先を増やすために飛び込んだのですが、結果的にここで何人もの中小企業の経営者と継続的に話せるようになった。
すると、不思議なことに気づきました。
みんな、同じことで悩んでいる。
業種は違うのに、立場も規模も違うのに、本当にみんな同じ言葉を口にする:
「うちの商品は良いんだ。でも、それが世の中に伝わっていないんだ」
最初は「皆さんも大変ですね」と聞いていただけでした。 でも何人かと話すうちに、ある共通の構造が見えてきました。
売れない理由のほとんどは、商品ではなく「届け方の設計」が組まれていないことだった。
- ターゲットが言語化されていないから、誰の心にも刺さる言葉が書けない
- Webサイトのタイトルが「会社名|サービス紹介」のままだから、検索結果でクリックされない
- ブログを書いても動画やSNSと連動していないから、一度きりの接点で終わる
これは、かつて私自身が8年間ずっと陥っていたのと、まったく同じ構造でした。
でも、解決するには数百万円かかる時代だった
「届け方の設計」が必要だ、と分かったところで、もう一つの壁がありました。
それを大手代理店に依頼すると、最低でも数百万円から。 中小企業や個人事業主にとっては、ちょっと手が出ない金額です。
だから多くの経営者は「もっと商品を磨くしかない」「もっと頑張って営業するしかない」と、結局は商品力か根性論に戻っていく。 良い武器を持っているのに、それを届ける仕組みのほうは諦めてしまう——これが、私が見てきた中小企業の現実でした。
私自身、物販を続けていた頃の自分に「届け方を設計しよう」と教えてくれる人がいなかったし、いたとしても払えなかった。
転機は、自分の困りごとをAIで自動化したことだった
少し意外な話から、流れが変わります。
物販に加えて、動画編集やマーケ系の仕事もいくつか並行で手がけていましたが、どれもまだ十分にマネタイズできておらず、生活費を補うために、2024年10月から配達業務(フードデリバリー)も始めました。 自分で配達をやっていると、確定申告の時期に困ったことが出てきます。月々の記帳作業に毎回何時間もかかるのです。
「これ、AIで自動化できないかな」と思って、いくつかのAIで試し始めました。
最初は Gemini Canvas で組もうとして、うまくいかなかった。
次に Claude(Web版) で試したら、ある程度動いた。
最後に Claude Code に切り替えた瞬間——「かみあった」んです。
道具と自分のやりたいことが、カチッとはまる感覚がありました。
その流れで、自分の手元の困りごとをAIで解く小さなツールをいくつか組んでいるうちに、ふと気づきました。
これ、物販より早くマネタイズできる
8年間続けてきた物販の世界より、AIで困りごとを解くアプローチのほうが、明らかに時間あたりの利益が厚い。
物販を再開する準備(国内仕入先の追加・AIで商品ページを書く計画)は、その瞬間に戦略的に見送ることを決めました。
2ヶ月で、3つの道具が立ち上がった
そこから、2026年2月〜3月のわずか2ヶ月で、いまの仕事を支えている3つの軸が立ち上がりました:
- 自分憲法(自走システムの設計図)
同友会の紹介者でもある先輩経営者が主催する合宿で、自分の事業観・人生観を言語化。「進化/最適化/解放」という3つの軸が出てきた - 自走組織体制
Claude Code を使って、自分一人で回せる「AI時代の会社」として構築。秘書/PM/リサーチ/マーケティング/開発/経理/営業の機能を分業化(自分憲法で言語化した「自走システム」をそのまま実装したもの) - EchoBase(マーケナレッジDB 約4,810件)/Autocast(AI解説動画パイプライン)
世界中の優良マーケナレッジを独自プロセスで集約・構造化した約4,810件のDB。業界別の「効く打ち手」を瞬時に引き出せる。そのナレッジを使って、AIで解説動画を量産する仕組み
これらは、頭の中で理論として組んだのではなく、実際にクライアント支援の現場で動かしながら積み上げてきたものです。 だから、机上の構想ではなく、毎日動かしている実用品として、いま手元にある。
同じ景色を、5社の現場で見ている
そう確信して動き始めて、数ヶ月。 気がつけば、5社の中小企業の販促・マーケティング支援を並行で進めています。
そのほとんどは、同友会で出会った経営者の方々。
2024年5月の加入後しばらくは色んな支部に顔を出していましたが、2024年12月から青年部の幹事会に通うようになって、関係性が一気に深まりました。
そうやって2年弱かけてゆっくり育ててきた関係が、2026年3月〜4月のたった1ヶ月の間に次々と「やってほしい・一度詳しく聞かせて」に変わっていったのです。
実装している打ち手の例:
- Webサイトのタイトル・メタディスクリプション刷新による検索流入改善
- ブログ記事のAI解説動画化と複数チャネルへの自動展開
- ターゲット解像度を高めた提案書・DM運用の再設計
- 社長本人の音声をAIクローン化した独自コンテンツの展開
- ポッドキャスト+動画パイプラインによる情報資産の継続蓄積
どの案件も、共通項は同じです:
「商品は十分に磨かれている。足りないのは届け方の設計と実装」
※ 個別事例は、各クライアントの了承を得たものから順次公開していきます。
私が持っている「道具」
一人でこれだけの案件を回せている理由は、道具の積み上げにあります。
これらは机上の構想ではありません。
自分のクライアント支援で日々動かしている、実用品です。
私が大事にしている3つの価値観
8年間の物販で売れずに苦しんだ時間と、その後の試行錯誤を経て、最後に行き着いた事業の核は、3つの言葉になりました:
AI時代の特権を最大限に使い倒す 最適化 - 最小のリソースで最大の成果を出す。
中小企業の事情に合った打ち手だけを選ぶ 解放 - クライアントが自走できる仕組みを作って、依存させずに去る。
私の支援は「囲い込み」ではない
そして、これらを束ねるミッションがあります:
「価値あるものが『仕組みの欠如』で埋もれることを防ぐ」
これは、かつての自分への弔いでもあるし、今の中小企業の経営者への約束でもあります。
8年間「良い商品なのに売れない」をやってきた人間だからこそ、その苦しみは身体で分かる。
そしてそれを、AI時代の道具で解く術が、ようやく手に入った。
所属
- 神奈川県中小企業家同友会 横浜中央支部
- 同 青年部
- 同 広報委員
簡単なプロフィール
- 名前:狩野 岳(かの がく)
- 屋号:千万事屋レイ(ちよろづや・れい)
- 1994年1月生まれ。横浜在住
- 事業者番号:T6810178669593
このサイトで書くこと
ここでは、3つの軸で発信していきます:
「読んだら明日から実装できる」粒度を意識して書きます。
あなたの武器を、一緒に磨かせてください
もし、この自己紹介を読んで:
- 「うちのWebサイト、見てもらいたい」
- 「販促の打ち手を一緒に考えてほしい」
- 「AIで何ができるか、具体的に話を聞きたい」
——いずれかに当てはまるなら、無料診断のご案内をご覧ください。
8年間「良い商品なのに売れない」をやってきた人間として、その苦しみは私自身が一番身体で知っています。 そしてそれを、今の私の道具で解く術も、ようやく手に入りました。
あなたの商品は、もう十分に磨かれていると思います。
これからは、その武器を届ける仕組みを、一緒に磨かせてください。
千万事屋レイ
狩野 岳(かの がく)